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大阪・関西万博は街全体がパビリオン
2025年に開催される大阪・関西万博、楽しみですね。1970年に開催された大阪万博は「人類の進歩と調和」がテーマでしたが、経済成長の真っただ中だったこともあり、より「進歩」にスポットを当てた展示が多かったように思います(実際に見たわけではないですが)。しかし大阪・関西万博は開催のタイミング的に、より「調和」にスポットを当てた、ある意味サステナブルの集大成的な展示が多いと予想されています。
大阪・関西万博に関連した面白い取り組みの1つが、「勝手にパビリオン」です。「万博に参加したいけれど、何をどうすればいいか分からない」という声を受け、25年の万博開催に向けて、企業、自治体、市民が勝手に参加できる仕組みを作ることで、街全体もパビリオンのように楽しめる大阪・関西万博の実現を目標にした取り組みのことです。
その一環として、「ユーグレナ」は大阪・関西万博を“勝手に考える”プロデューサー&クリエイター集団のデモエキスポと協業し、テントサウナイベントを開催するそうです。同社は「サステナブる」な健康を目指し、石垣島ユーグレナを配合した飲料“からだにユーグレナ”をサウナドリンクとして提案する「からだにユーグレナ サウナプロジェクト」を推進しており、それに関連したイベントとなっています。ほかのビューティ・ファッション企業がどう絡んでくるか、今から注目しています。
ユーグレナが未来の大阪・関西万博を盛り上げるサウナイベントを開催 日本のサウナ文化を世界へ発信
「ユーグレナ」は6月24日、2025年の大阪・関西万博を“勝手に考える”プロデューサー&クリエイター集団のdemoexpo(デモエキスポ)と協業し、テントサウナイベント「大阪の温浴文化を世界に!EXPO蒸場」を大阪の展望貸切空間ウエマチルーフで開催する。事前予約制、1枠2時間で価格は2000円。
本イベントは、未来の大阪・関西万博を盛り上げることを目的に開催する。イベント関係者やクリエイター、万博に興味がある人、また、温浴業界関係者やサウナ好きの誰もが垣根なく、参加できる企画。近年、日本ではサウナ施設の新規開業やリニューアルが発展し、サウナ文化が盛り上がりを見せている。大阪も、銭湯やサウナ文化が根付いており、その価値の再認識に加え、世界への発信方法を検討する場として実施される。なお、1970年開催の大阪万博、および2025年の大阪・関西万博のプレイベントまで通算で、サウナ文化を発信する企画としては初めての開催となる。
「ユーグレナ」は、心身共に「サステナブる」な健康を目指し、より身近なサウナ習慣を広げることを目的に、石垣島ユーグレナを配合した飲料“からだにユーグレナ”をサウナドリンクとして提案する「からだにユーグレナ サウナプロジェクト」を22年1月から推進している。サウナを一過性のブームではなく、より身近で継続的に楽しめる文化として根付かせるべく、さまざまな活動を実施。全国で“からだにユーグレナ”をサウナドリンクとして飲む人が増えているという。
demoexpoは、2025年の大阪・関西万博に向けて「自分たちができること、やるべきことを勝手に」考え、企業の垣根を越えて集まる非公式の活動団体。万博をきっかけに、1人でも多くの人の目的や願望、野望が実現するように活動している。
■「大阪の温浴文化を世界に!EXPO蒸場」
日程:6月24日
時間:1枠2時間制11時~13時/14時~16時
場所:大阪展望貸切空間 ウエマチルーフ
住所:大阪市天王寺区生玉町3-10
価格:2000円
参加方法:Peatixイベントページから申し込み
参加人数:1枠15人
必須持ち物:水着、タオル、サンダル、ドリンク
「シャネル」の“ファッションショー以上”のイベントの全て 入口から翌日の贅沢なトークイベントまで【ファッション&ビューティパトロール】 ※無料で読める

「シャネル(CHANEL)」は6月1、2日、2022- 23年メティエダール・コレクションを引っ提げ、東京で一大イベントを開催した。コレクション自体は、昨年12月にアフリカのセネガルの首都ダカールで既に発表したもの。その時のように音楽とダンス、カルチャーを融合して世界に再度コレクションを発信したほか、アンバサダーの強力を得て交流イベントも複数開催し、VIP顧客から次世代のファンまで、あらゆる人とのコネクションを図る。スゴかったのは、規模感だけじゃない。緻密な設計がブラボーなのだ。
エントランス:
まずは一息。これからゆっくり「シャネル」を堪能

会場は、( 正直ちょっと遠い)東京ビッグサイト。慌てて会場に駆け込むと、入口で洗足学園音楽大学や多摩美術大学、日本女子体育大学をメーンに多数の大学から参加した学生ダンサーたちの動きが止まっている。「えっ、この間を歩くの?」と一瞬戸惑ったが、このパフォーマンスも「シャネル」からのプレゼント。「まずは一息。この場所くらいは、ゆったりした時の流れを感じて」という意味だそう。
オープニング:
セネガル同様、現地の音楽&ダンスと融合
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