LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)と、米電気自動車大手テスラ(TESLA)のイーロン・マスク(Elon Musk)共同創業者兼CEOが6月16日、パリで会食をしたことが明らかとなった。
ブルームバーグ(BLOOMBERG)や「フォーブス(FORBES)」による世界長者番付で首位争いをしている両者がそろった会食は、LVMHが手掛ける高級ホテル、シュヴァル・ブラン(Cheval Blanc)のプライベートなテラスで行われた。マスク共同創業者兼CEOは母のメイ・マスク(Maye Musk)を、アルノー会長兼CEOは長男のアントワン・アルノー(Antoine Arnault)LVMH ヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージと、次男のアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=ティファニー(TIFFANY & CO.)プロダクトおよびコミュニケーション部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントを伴って参加。LVMHの広報担当者によれば、シュヴァル・ブランのレストランで腕を振るう、ミシュランで三つ星を獲得したシェフによるランチを楽しみつつ、フランスへの投資や経済について話し合ったという。
マスク共同創業者兼CEOは、6月14〜17日にパリで開催されたテクノロジーとスタートアップに特化した技術会議、ビバ・テクノロジー(VIVA TECHNOLOGY)に登壇するため訪仏していた。