「ディオール(DIOR)」の広報担当者はパリで6月20日、米「WWD」に対し、メーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵夫人(以下、メーガン妃)をアンバサダーに迎える予定はないと話したことが明らかになった。5月に行われた英チャールズ国王(King Charles III)の戴冠式でサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)が「ディオール」のスーツを着用していたことや、メーガン妃が王室のメンバーだったころに「ディオール」のドレスを何回か着用していることから、複数の海外メディアがアンバサダー就任の可能性を報じるなど憶測が広まっていた。なお、同広報担当者によれば、「ディオール」は最近メーガン妃と連絡を取っておらず、そうした契約交渉もしていないという。
王室を離脱して以来、ヘンリー王子夫妻に対しては批判的な意見も多い。好感度を上げるべく、米国におけるメーガン妃のエージェント、ウィリアム・モリス・エンデバー(WILLIAM MORRIS ENDEAVOR)がさまざまな手を尽くしているといわれており、2020年にはスポティファイ(Spotify)と推定2000万ドル(約28億円)で契約。しかし、22年8月にスタートしたメーガン妃のポッドキャストは、1週間ほど前に打ち切りが発表された。