百貨店からショッピングセンター、個店、ECまで、さまざまなショップを覆面調査員がリポートする連載「ミステリーショッパーが行く!」。今回は「ビームス 六本木ヒルズ店」を調査。2018年に都内最大級の旗艦店としてオープンし、5月にリニューアルしたばかりだ。かつてはカジュアルテイストだったが、エリア特性を踏まえて高級感ある店舗へと転換した。ウェストウォーク2〜3階の2フロア構成で、2階がウィメンズ、3階がメンズだ。(この記事はWWDジャパン2023年6月26日号からの抜粋です)
■今回の調査員
加賀美勉(56)
PROFILE:百貨店やコンサルティング会社を経て、現在は商業関連メーカーで販促プロモーションの開発にいそしむ。自称“プロの消費者”として百貨店をウオッチし続ける。革靴とワインを語り始めると止まらない
高瀬浩子(46)
PROFILE:百貨店でインポートブランドの販売、広報を経験後、インテリアパーツの輸入・販売代理店に勤務。出産を経験し、今は実務翻訳家として活動。買い物は、マッサージを超えた究極の癒し!と公言
調査日:加賀美調査員2023月6月15日(木)16:00~ 曇り 25℃ 高瀬調査員2023年6月11日(日)15:00〜 雨のち晴れ 22℃
ILUUSTRATION:ERI KOJIMA
【環境・施設】
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加賀美:六本木ヒルズの中でもメイン導線に近く、客入りが見込める良い立地です。
高瀬:ファサードはイエローの大理石を用いた高級感のある雰囲気。床や天井は薄いベージュに、壁や什器は深めの茶色で仕上げていました。マホガニー調の什器も多く、温かみも感じます。
加賀美:レジ周りもきれいでした。複数あるパンフレットも整理整頓され、隅々まで気配りが行き届いています。
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