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「ヴァンズ」や「シュプリーム」の親会社が新たな社長兼CEOを任命

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)は、新たな社長兼最高経営責任者(CEO)として、スイスを拠点とするロジテック・インターナショナル(LOGITECH INTERNATIONAL以下、ロジテック)のブラッケン・ダレル(Bracken Darrell)社長兼CEOを任命した。同氏は2022年12月に退任したスティーブ・レンドル(Steve Rendle)前会長兼社長兼CEOの後任として、7月17日付で就任する。これに伴い、ベンノ・ドーレ(Benno Dorer)暫定社長兼CEOは取締役に戻り、リチャード・カルッチ(Richard Carucci)暫定会長は会長に就任する。

ダレル新社長兼CEOは、12年に社長としてロジテックに入社し、13年からCEOを兼任。10年にわたる任期中にさまざまな分野に進出し、売上高を倍以上に、時価総額を約10倍に成長させた。それ以前には、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE以下、P&G)が擁するブラウン(BRAUN)の社長を務めたほか、P&Gの傘下ブランド「オールド スパイス(OLD SPICE)」の立て直しに貢献。キャリアの初期には、アーサー・アンダーセン(ARTHUR ANDERSEN)やペプシコ(PEPSICO)などで経験を積んだ。

カルッチ新会長は、「経営トップとして幅広い経験を持ち、国際的な感覚に長け、さまざまな業界で実績を上げてきたブラッケンは、当社の才能あふれるチームを率いていくのにぴったりの人物だ。その指揮の下、私たちはエキサイティングで新たな未来に向けてさらなる成功を収め、社員、投資家、ステークホルダーを誇らしい気持ちにできるものと確信している」と語った。

ダレル新社長兼CEOは、「世界中にいる何百万もの人々と同様に、私はVFコープが擁するアイコニックなブランドの数々のファンだ。創業120年以上におよぶ歴史の中で、傘下ブランドを常にカルチャーの中心的な存在として発展させてきた手腕に感銘を受けている。取締役会やマネジメントチーム、優秀な社員の皆さんと緊密に連携し、業績をさらに向上させ、力強く持続的な成長と株主価値の拡大を実現したいと考えている」と述べた。

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