J.フロント リテイリングの3〜5月期連結業績(国際会計基準)は、小売業の売上高に相当する総額売上高が前年同期比16.1%増の2638億円、営業利益が同34.5%増の101億円、純利益に相当する四半期利益が同7.1%増の63億円だった。
大丸松坂屋百貨店が運営する百貨店事業は、総額売上高が前年同期比14.6%増の1696億円。国内旅行者や訪日外国人の増加により、都心店やターミナル店が大きく回復している。店舗別売上高は、大丸心斎橋店が同34.4%増、大丸東京店が同35.7%増。
パルコによるSC事業の総額売上高は前年同期比15.4%増の694億円。店舗別では渋谷パルコが同62.6%増、心斎橋パルコが52.7%増と、やはり都心店の好調が際立つ。