ファッション

「ウィークエンド マックスマーラ」のアイコンバッグが仏最高峰のレースとセラミックで装い新たに

マックスマーラ(MAX MARA) グループのライフスタイルブランド「ウィークエンド マックスマーラ(WEEKEND MAX MARA)」は7月11日、アイコンバッグと位置付ける“パスティチーノ”の新作を発売する。今回のバッグは、毎年異なる国や都市にフォーカスし、その土地に根付くクラフツマンシップで“パスティチーノ”を再解釈する「ウィークエンド マックスマーラ パスティチーノ バッグ ワールドツアー」の新作。今年、“パスティチーノ”はフランスに上陸し、老舗レース工場のダンテル・ド・カレー=コードリーと、陶器の製作所エモー・ド・ロンウィ1798と手を組んだ。特殊なリバーレース機で織りなすレースと、ハンドメイドのセラミック球を採用した、マカロンのように鮮やかなカラーリング、イエロー(シトロン)とピンク(ローズ)、オレンジ(グレス ドゥ クルジュ)、ラベンダー(カシス ヴィオレット)、ブラック(レグリス)の5種を発売する。価格は、 13万6400円だ。

ダンテル・ド・カレー=コードリーは、オーガニックコットンやFSC認証のレーヨン糸を用いたレースで有名なトップメーカー。「ウィークエンド マックスマーラ」は今回、このレースメーカーとタッグを組んで、最良の糸を選び、170m以上の特注生地を制作した。繊細なレースは“パスティチーノ”のボディを覆い、バッグに軽やかさと気品をもたらした。一方のエモー・ド・ロンウィ1798は、その名の通り1798年創業で、フランス政府から無形文化遺産企業の認証を得たセラミック製造製作所。同社が得意とするエナメル彩は、細かなクラック(亀裂)を際立たせる工程など、全部で7種の専門技術と3回の焼成を経て完成するという。セラミック球は、ハンドバッグの留め具で優雅に輝く。パステルのカラーリングは、ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)監督の映画「マリー・アントワネット」から着想を得たものだ。

「ウィークエンド マックスマーラ」は1983年、リラックスした週末を過ごすのにふさわしいカジュアルなコレクションとしてスタート。現在はさまざまなオケージョンに対応する全カテゴリーのアイテムを取り揃え、程よいトレンド要素をワードローブに取り入れる20〜30代を中心にアプローチしている。“パスティチーノ”は、2016年に誕生。イタリア語で「小さなお菓子」を意味し、カップケーキから着想を得たふんわりとしたフォルムや、ワンタッチで開閉できる大きなガマ口を特徴としている。

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