ファッション
連載 エディターズレター:VIEWS ON WWD U.S.

バーチャル空間に広がるナイキの熱狂【エディターズレター:VIEWS ON WWD U.S.】

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※この記事は2023年06月30日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

Web3.0とかメタバースの文脈の中で、私が最も注目しているファッション関連企業がナイキです。このレターでも何度か取り上げてきましたが、デジタルアイテムのNFT化やメタバースでの体験作りに関して、先端を走っているなぁとニュースが出る度に感じます。傘下に収まったRTFKT(アーティファクト)も、活発に仕掛けています。

そして、今回のフォートナイトとのコラボです。「いまさらフォートナイト」ではありません。フォートナイト、3月にオープン化しており、クリエイターの制作の自由度を上げながら、そこで生まれる収益の40%をクリエイターに還元する仕組みを導入しています。つまりメタバース界のユーチューブになったと言いますか、人気の“島”を制作したクリエイターが稼げるようになったんです。そして、そこにいち早く“島”を登場させたのが、ナイキというわけです。

というわけで、早速私も行ってきました。“エア マックス”の聖杯を5つ集めると “エア マックス 1 '86”型のバッグアクセサリーがもらえます。フォートナイトは他のメタバースと比べてユーザーが多いことと、高精細なことが特徴。“エア マックス”の意匠が散りばめられた世界を、お気に入りの「バレンシアガ」アバターでウロウロしました。

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