ビューティ

貴子美容皮膚科医と村上WWD編集長が語る、次世代エイジングケア「コンク(CONC)」の実力

「コンク(CONC)」は最先端の細胞培養研究や遺伝子研究に着目し、ナチュラル×サイエンスが生み出す価値を最大限に発揮することで、新しい美へのアプローチを提供する次世代エイジングケア*¹ブランドだ。「コンク」を展開するユーグレナはグループ会社を通じ次世代を担う先端技術を有する約90社の企業に出資・連携しており、それらの会社が持つ先端技術と、ユーグレナの知見を融合させることで革新的な商品を生み出している。6月26日に発売した“リンクル インジェクション”もその一つで、成分にも容器にも連携企業の技術が注がれたオープンイノベーションによって生まれた新商品だ。

先立って開催された新商品発表会には、美容皮膚科医の貴子・松倉クリニック代官山院長と村上要WWD編集長が登壇。このオープンイノベーションについても「昨今は、全てにおいてパーフェクトじゃないと届かない時代。だからこそ、オープンイノベーションが大事。美容液はユーグレナ、でもその届け方には別の会社のマイクロニードルが一番と他の会社を素直に評価し、素早くタッグを組めたパーパス本意な実行力が素敵」と村上編集長。貴子院長も「最高峰の技術を持つ複数の会社の提携で唯一無二の新しい商品ができる点はオープンイノベーション型開発の素晴らしい成功例だと思う」と評価した。

*1 : 年齢に応じた美しさを支えるケア

確かな“効果実感”の秘密は
「コンク」に含まれる
3つの共通成分

「コンク」は、最先端の細胞培養研究からもたらされる成果を理想の形でエイジングケア*¹に応用。確かな“効果実感”を生み、美肌サイクルを整えるために下記の3つの成分が含まれている。

セラメント……世界初*²の卵(鶏卵)のプラセンタ様細胞を培養したエキスを主としたエイジングケア*¹のための成分。一つの卵にわずか0.1g程度しか含まれない希少な細胞を培養して得られる上清液で、まるで子どもの肌を触ったときに感じるような肌本来のしなやかさへ導き、キメがそろいふっくらとした潤いとハリ感をもたらす。

2種のユーグレナエキス……東北大学とともにセラメントとの相互作用を研究し、アミノ酸やビタミンなど豊富な栄養素を含むユーグレナから2種のエキス(加水分解ユーグレナエキス、ユーグレナエキスEX)を抽出して配合。セラメントの働きをサポートしながら肌のターンオーバーを支え、年齢とともに増える多様な肌悩み*³にアプローチする。

次世代型レチノール……低刺激かつ安定した新しいタイプのレチノール(レチノイン酸ヒドロキシピナコラン)を配合。穏やかな作用で効果を引き出し、艶のある肌へ導く。

貴子院長は、「医療ではヒトプラセンタを使うことが多いが、それだと将来的な感染リスクがゼロではない。今後、アレルギーや感染への配慮がなされた卵由来のセラメントが、プラセンタやヒト幹細胞にとって代わるかもしれないと思っている」と期待を述べた。

*2 : INCI(International Nomenclature of Cosmetic Ingredients 化粧品原料国際命名法)に新規登録された「ニワトリ卵胚体外膜細胞順化培養液」を配合した化粧品として *3 : 年齢を重ねた肌のきめの乱れや乾燥トラブルなど

新商品ノック注入型
マイクロニードル美容液
“リンクル インジェクション”

6月26日に発売した注入型のマイクロニードル美容液 “リンクル インジェクション”は、年齢とともに刻まれるエイジングサイン*⁴に対するケアとして誕生した。目尻や口元など気になる部分に美容液を直接注入することで、角層内に美容成分を届け、ハリ・弾力を与える。上記の共通成分に加え、バルーンヒアルロン酸*⁵、低分子ヒアルロン酸*⁶、高分子ヒアルロン酸*⁷の3種のヒアルロン酸を配合している。

「注入型マイクロニードルというのは確実性が高いので、本当に効果が分かりやすい!さらに、美容液内に違うレイヤーで効果を出すヒアルロン酸を複数含有すると、それらが角層内に注入されることで水分を抱え込み、即時的なふっくら感が出てくるかもしれない」と貴子院長も高評価。

村上編集長は「マイクロニードルで注入するスキンケアは、同じような商品と比べても肌の痛みが少ない印象を受けた。良い成分が直接入っているな!と体感・実感できるのもビューティ商品を選ぶうえでは大切」とコメントした。

*4 : 年齢を重ねた肌のきめの乱れや乾燥トラブルなど、*5:ヒアルロン酸Na *6:加水分解ヒアルロン酸Na *7:ヒアルロン酸Na

肌への多角的アプローチに着目した
“セラメント エッセンス”

2022年2月に発売したのち、その効果実感が認められて、わずか2カ月で完売したのが“セラメント エッセンス”だ(現在は追加入荷済み)。肌への多角的アプローチに着目し、前述のセラメント、2種のユーグレナエキス、次世代型レチノールを配合することで、肌サイクルに寄り添い、ハリと艶のある素肌へと導く。公式ECサイトのコメント欄には「やわらかくとろりとした美容液で、肌にもよくなじむ」「これからの肌に希望が持てる」「コスパも良い」などのコメントが寄せられている。

村上WWD編集長は、昨今のコスメトレンドについて「一言で言えば『効果実感』。とにかく『ちゃんと効いている』と体感できる化粧品が強い印象。その理由の一つは、美容医療の普及やレチノールに代表される有効成分への関心が高まったこと」と解説。「コンクは、ユーグレナという会社の社会的役割から、自然な形でオープンイノベーションが進み、結果、消費者にとって一番、効果実感が感じられる製品になっている印象」と語った。

オープンイノベーションで
新しい価値創造にチャレンジ

6月14日開催された新商品発表会の様子。村上編集長はジャーナリストの視点で、貴子院長は美容のプロフェッショナルとして、「コンク」の感想や展望が語られた。

“リンクル インジェクション”に次ぐ新商品の発売はまだ未定としながらも、今後もラインアップを拡充する方向だ。発表会では貴子院長から「今後はこの美容液成分をエレクトロポーションや点滴でより内面からのアプローチに効かせてみたい」「薄毛のホームケアとして使える頭皮用ニードルがあっても面白いかも!」などのアイデアも飛び出した。

安藤崇「コンク」ブランドマネージャーは「既存の化粧品や概念に捕らわれることなく、未開拓のジャパンテクノロジーを発掘しながら、新しい価値創造に果敢にチャレンジしたい」と語っており、期待も膨らむ。まだ世に出ていない新技術を持つテックベンチャーと、発注・受注する立場でなく、同じ視座で共に商品開発に挑むその姿勢が、革新的な商品誕生へとつながり、ブランドを発展させる。

問い合わせ先
ユーグレナ
0120-33-4907