ファッション

「ジュンレッド」と大阪文化服装学院がコラボ 4人の学生の企画採用

ファッション専門学校の大阪文化服装学院のスーパーデザイナー学科は、ジュンが展開する「ジュンレッド(JUNRED)」とのコラボ商品を発売した。Tシャツや半袖シャツの4アイテムを展開し、それぞれ2色、3サイズを用意した。価格はTシャツが5000円、半袖シャツが6000円。現在「ジュンレッド」直営店舗とECサイトで販売中だ。

ベーシックなデザインやカラーを中心としたZ世代に向けたブランド「ジュンレッド」は近年、コアな客層をつくるためのファン化施策を進めている。そのような背景の下、スーパーデザイナー学科に「ジュンレッド」の新しい可能性や発想を盛り込んだ商品を提案してほしいとの依頼を受け、本コラボが実現した。

本プロジェクトには、13人のスーパーデザイナー学科の学生が参加し、4人の学生の企画を採用し、商品化した。

“ギリープリント半袖Tシャツ”をデザインしたのは、谷口こころ。同 Tシャツは、森で身を隠すためのギリースーツから発想し、ギリースーツを頭から被った時をイメージした。プリントデザインのモチーフはスキャンした羊毛を水彩画のタッチで描いた。

“フラワー妖怪刺しゅうTシャツ”をデザインしたのは、吉田悠香。同Tシャツは「ジュンレッド」が使用していた花のデザインと妖怪を掛け合わせた刺しゅうが特徴的だ。

“マルチウエイユーティリティバッグ半袖シャツ”をデザインしたのは、松井天太。「マスクを外せるのに付けないといけないという固定概念にとらわれた世の中」というムード感に着目しデザインした。シンプルなシャツが2種類のショルダーバッグ、ベルトに肩をかけ背負えるシャツへと変化するデザインが特徴的だ。

“クロスプラケット2ウエイ半袖シャツ”をデザインしたのは、西口佳穂。「薄紫の夕陽が照らす淡い空と反射している海、風になびくカーテン」をイメージしデザインした。服によってショートにもロングにも着用の仕方を変えられるデザインで、グラフィックには海の波をイメージして描いた絵をスキャンした。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。