ビューティ

コーセーとミルボンが化粧品「アイエム」共同開発 美容室でのメイク需要に着目

コーセーとミルボンの合弁会社コーセー ミルボン コスメティクスが、メイクに特化した美容室専売化粧品の新ブランド「アイエム(IM)」を立ち上げる。第1弾はメイク崩れ防止美容液ミストを7月6日に発売する。

同社によると、ヘアサロンでデザインカラーを求める顧客が増加傾向にあるとともに、ヘアカラーとメイクによるコーディネートを楽しみたいというニーズが高まっていると分析。美容師から、「メイクはヘアデザインや顧客のイメージに合わせて紹介ができ、顧客も手軽に取り入れやすく、活動の幅が広がる」といった声が寄せられたことを受け、1人1人の個性や嗜好に対応する美容師の提案力を生かせるコスメブランドとして立ち上げた。

ブランドコンセプトは、「自分らしいアップデートを楽しみながら“メイク魅せ”を叶えるサロンコスメブランド」を掲げる。ブランド名は、“Impression(印象)”と、“This is me who I AM(これが私)”を由来とする造語。

第1弾は、直近5年間でメイクアップフィクサー市場規模が約3.7倍(インテージ SRI+調べ/2018年1月~22年12月、販売推計規模)に成長するフィックスミストに着目。今後も需要の高まりを期待できることから、メイク仕上げ用の美容液ミスト“ビューティ アップ ミスト”(全2種、各42mL、各2420円)を発売する。同商品は、2層タイプのミストで潤いのある使用感とメイクキープ力を両立。肌の印象に合わせて選べるマットと艶タイプの2種をそろえ、なりたいイメージや好みの質感をかなえる。

コーセー ミルボン コスメティクスは、2017年に設立。19年に美容室専売化粧品ブランド「インプレア(IMPREA)」を立ち上げ、“印象を変えることにより生まれる、一人ひとりの美しさ”をかなえてきた。「アイエム」では、美容師を通じて提供する「印象」を大切にしながら、感性豊かで「個性」を大切にしたいという気持ちに寄り添ったブランドを目指す。

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