ファッション

ビームスのバーチャルショップがマルチブランド展開 地下には試着台とランウエイも

ビームス(BEAMS)は7月15〜30日に開催される世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2023 サマー」に出展する。企業出展最多となる6度目の参加で、今回も社員約40人が「ビームス 原宿」3階からバーチャル接客を行う。

これまで銭湯や昭和の浅草を再現したり、カインズや池田エライザとコラボするなど、ユニークな企画で話題を集めてきたが、今回はいよいよ「ファッション」で直球勝負する。

企業出展ワールド「パラリアル福岡」の海に浮かぶバーチャルショップで販売するのは、全5スタイル。2005年にデザイナー野口真彩子と佐々木拓真がスタートした「ノーマテーディー(NOMA t.d.)」の今秋発売予定「レイ ビームス(RAY BEAMS)」別注のワンピースと、スエットシャツとデニムパンツの2スタイル、「レイ ビームス」のサマーツイードのビスチェとミニスカートにベストを重ね、サングラスとブーツサンダルを合わせたトレンド感のあるスタイル、ビームスの3D衣装のモデリングを担当している3DモデラーCornet(こるねっと)のバーチャルブランド「セレクトショップ -コルネット-(SELECT SHOP -Cornet-)」の新作スイムウエアと別注スイムウエア、ビームスのメンズカジュアルレーベルから誕生した、「フューチャーアーカイブ(FUTURE ARCHIVE)」のスエットシャツとデニムパンツにサイドゴアブーツのスタイルをラインアップする。

「水瀬」や「Grus」など人気アバター4種に対応し、メンズスタイルはユニセックスで展開。ビームスは15日に総合マーケットプレイス「ブース(BOOTH)」に公式ショップを設け、そこでも販売する。また、スイムウエア以外は全てリアルの商品があり、こちらはビームス公式サイトから購入できる。

ショップの地下には3D衣装を試着できる8つの試着台とランウエイを設置。新たに実装した試着機能では、鏡の横に表示される調整パネルを操作することで胸・腰・背骨・足など体の部位ごとに衣装のサイズや角度を調整できるようになる。ショップスタッフが試着の手伝いをすることも可能。ファッション接客の真骨頂発揮が期待される。

フロア中央にランウエイを設置。ワンクリックで自動モーションが作動し、誰でも簡単にファッションショーさながらのウォーキングとポージングを楽しめる。22日夜には、この場所でコンテストイベントの開催も予定する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。