「スリー(THREE)」の研究機関「THREE ホリスティックリサーチセンター」はこのほど、植物の基盤解析技術を有する理化学研究所 環境資源科学研究センター(以下、CSRS)と共同研究をスタートした。
CSRSは、2013年の設立以来、植物科学など環境や資源に関する先進的な研究を行っている。今回の共同研究内容は、植物に存在する精油の解析を実施し、高品質・高機能な精油の製造の実現を目指す。精油は、植物の花や葉、果皮、樹皮、種子などから抽出される天然の芳香成分で、数百もの成分を併せ持つことから未解明な部分が多いという。
「スリー」は、自治体や現地企業と協業し、全国各地でオリジナル国産精油の開発を行っており、雇用創出や移住者の受け入れを促進している。今回の取り組みの成果を新たな付加価値として今後の商品に活用し、さらなる地域産業の活性化に役立てる予定だ。
「THREE ホリスティックリサーチセンター」は、2022年に設立。精油をはじめとする植物から得られる恵みや、心、体、肌の関係を探求する。「スリー」の進化に向け、地域社会との取り組みを通じた環境や社会の在り方も踏まえた価値を創出し、発信する。