週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介する連載。今回はガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)の「クロエ(CHLOE)」退任や、広がるメンズメイク市場の動向など3本の記事を掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。
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【記事1】
「クロエ」のガブリエラ・ハースト退任 リシュモンが正式に認める
「クロエ(CHLOE)」は、ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)=クリエイティブ・ディレクターの退任を正式に認めた。彼女の退任については6月に噂が浮上していた。ハースト=クリエイティブ・ディレクターによる最後のコレクションは、2024年春夏パリ・ファッション・ウイーク期間中の9月28日に発表する。(全文はこちら)
【記者の解説】
リシュモングループと呼ばれるコンパニー フィナンシエール リシュモンは、「カルティエ(CARTIER)」や「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF&ARPELS)」など、多数の時計・宝飾ブランドを抱えています。一方、「クロエ(CHLOE)」や「ダンヒル(DUNHILL)」などのファッションブランドは数が少なく、正直、スケールメリットを発揮しきれていない印象です。ライバルのLVMHやケリングのブランドに比べると、バッグやシューズの開発にも課題がありました。ガブリエラ起用の理由は、そんな課題の解決だったと思います。
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