サステナビリティ

伊藤忠が“SDGsを体感する”レストラン トランジット参画でファミレスを手本に

伊藤忠商事は7月21日、東京北青山にレストラン「ITOCHU SDGs STUDIO RESTAURANT 星のキッチン」をオープンした。トランジットジェネラルオフィスが一部デザインディレクション、メニュー開発、業態オペレーション開発・運営として参画する。

日本で洋食の普及を加速させたファミリーレストランを手本に、同レストランが“サステナブル”と位置づける食の取り組みをハンバーグやパスタなど定番メニューで提供。食体験を通じて気軽にSDGsを体感できるという。有機農法、地産地消、フェアトレード、アニマルウェルフェアなどの食材を使用する。

また、食べられるのに様々な理由で捨てられてしまうバナナを使ったシェイクやパフェ、プラントベース食品ブランド「ウェルビーンズ(WELLBEANS)」が開発した植物性素材のみで作ったオリジナルフレーバーのアイスクリームなども提供する。

メニュー開発にあたっては日本サステイナブル・レストラン協会にも監修協力を仰ぎ、地球環境や社会への負荷・影響の低減に配慮した食材の調達を行なっている。また、使用する食器は中古品として販売されている業務用食器に新たなデザインを施してリユース。レストランから出た廃食用油をハンドソープに再資源化したり、食品廃棄物を微生物の働き(メタン発酵)によってバイオガスにリサイクルし、発電の燃料として活用したりするなど有機廃棄物のリサイクルにも取り組む。

■「ITOCHU SDGs STUDIO RESTAURANT 星のキッチン」
住所:東京都港区北青山2-3-1 
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。