サステナビリティ

伊藤忠が“SDGsを体感する”レストラン トランジット参画でファミレスを手本に

伊藤忠商事は7月21日、東京北青山にレストラン「ITOCHU SDGs STUDIO RESTAURANT 星のキッチン」をオープンした。トランジットジェネラルオフィスが一部デザインディレクション、メニュー開発、業態オペレーション開発・運営として参画する。

日本で洋食の普及を加速させたファミリーレストランを手本に、同レストランが“サステナブル”と位置づける食の取り組みをハンバーグやパスタなど定番メニューで提供。食体験を通じて気軽にSDGsを体感できるという。有機農法、地産地消、フェアトレード、アニマルウェルフェアなどの食材を使用する。

また、食べられるのに様々な理由で捨てられてしまうバナナを使ったシェイクやパフェ、プラントベース食品ブランド「ウェルビーンズ(WELLBEANS)」が開発した植物性素材のみで作ったオリジナルフレーバーのアイスクリームなども提供する。

メニュー開発にあたっては日本サステイナブル・レストラン協会にも監修協力を仰ぎ、地球環境や社会への負荷・影響の低減に配慮した食材の調達を行なっている。また、使用する食器は中古品として販売されている業務用食器に新たなデザインを施してリユース。レストランから出た廃食用油をハンドソープに再資源化したり、食品廃棄物を微生物の働き(メタン発酵)によってバイオガスにリサイクルし、発電の燃料として活用したりするなど有機廃棄物のリサイクルにも取り組む。

■「ITOCHU SDGs STUDIO RESTAURANT 星のキッチン」
住所:東京都港区北青山2-3-1 
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日

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