フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス主催のイベント「フレンチ ウオッチ&ジュエリー デイズ」が7月18〜20日、在日フランス大使公邸で開催された。フランスから計12のウオッチとジュエリーブランドが出展。ウオッチでは、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領が愛用しているフランス最古のウオッチブランド「リップ(LIP)」をはじめ、「ケルトン(KELTON)」「エルブラン(HERBELIN)」「イーデン・パーク・パリ(EDEN PARK PARIS)」「ピエール・ラニエ(PIERRE LANNIER)」「イエマ(YEMA)」が出展。ジュエリーでは、「ジョバレ・パリ(JAUBALET PARIS)」「セリーニ(CELINNI)」「マッド・ジョアリー(MAD JOAILLERIE)」「マルティノ(MARRTINEAU)」「マトン・パリ(MATHON PARIS)」「ノー・ミューズ・パリ(NO MUSE PARIS)」が参加した。
19日に行われた記者会見では、“アール・ドゥ・ヴィーヴル(フランス流の暮らし方、生き方)”を提唱するフランスの時計や宝飾品、食器産業を支援する機関フランセクラのクレール・へニマン国際部長がフランスの宝飾・時計業界の現状などについて話した。
2022年のフランスの宝飾品の売上高は前年比31%増の約46億ユーロ(約7176億円)で、総生産量の57%を輸出が占める。22年の時計の売上高は同12%増で約3億8100万ユーロ(約594億3600万円)、そのうち輸出は79%。2022年、日本の宝飾市場の2割をフランス製品が占め、フランスは第二の供給国になっている。高級時計分野においても、フランスは第二の供給国だという。