ファッション

米ギャップ、新たなCEOを任命 マテル社のCOO

「ギャップ(GAP)」「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」「オールドネイビー(OLD NAVY)」「アスレタ(ATHLETA)」などを擁する米ギャップは7月26日、新たな社長兼最高経営責任者(CEO)として、マテル(MATTEL)の社長兼最高執行責任者(COO)を務めていたリチャード・ディクソン(Richard Dickson)を任命した。8月22日付で就任する。ギャップではソニア・シンガル(Sonia Syngal)前社長兼CEOが2022年7月に退任して以来、暫定的にボブ・マーティン(Bob Martin)会長がCEOを務めてきた。

ディクソン新社長兼CEOは、マテルの企業変革部門のトップとして「バービー(BARBIE)」「ホットウィール(HOT WHEELS)」「フィッシャープライス(FISHER-PRICE)」などのブランドの戦略策定に携わった。それ以前には、ジョーンズ・アパレル・グループ(JONES APPAREL GROUP)のブランドビジネス部門の社長兼CEOとして事業の発展に貢献したほか、ブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)などでキャリアを積んだ。なお、同氏は22年11月にギャップの取締役会に加わっている。

同氏は、「ギャップはアイコニックなブランドをいくつも持っており、その大胆な発想と、大勢の人が手に取れる質のいいアパレルを提供することで“アメリカンスタイル”を作り上げてきた。ボブのリーダーシップの下、チームとともに尽力し、ギャップを新たな時代に向けて発展させていくことを楽しみにしている」と語った。なお、同氏の就任に伴い、マーティン会長兼暫定CEOは会長職に専念する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。