ビューティ

プラダ グループCEOがごく近いうちのビューティ参入を示唆

プラダ グループ(PRADA GROUP)のアンドレア・グレア(Andrea Guerra)最高経営責任者(CEO)は、フレグランスのライセンス契約を結ぶロレアル(L’OREAL)について「非常に満足している」と述べ、「ごく近いうち」にフレグランスに加え、もう一つの攻略すべき重要な分野であるビューティ製品でも契約を延長するとしたが、詳細については明言を避けた。両社のライセンス契約は21年1月に発効。それ以前はプーチ(PUIG)とライセンス契約を結んでいた。「プラダ」は旧ライセンスの下、20年9月にスキンケア製品を発売している。

プラダ グループの2023年1〜6月期決算は、売上高が前年同期比17.0%増の22億3000万ユーロ(約3478億円)、調整後EBIT(利払前・税引き前利益)は同22.0%増の4億9100万ユーロ(約765億円)、純利益が同62.0%増の3億500万ユーロ(約475億円)だった。「プラダ」と「ミュウミュウ(MIU MIU)」の両ブランドが好調に推移しており、同社は新カテゴリーの追加やビューティ分野への進出などさらなる拡大を目指す。

地域別での売上高は、ヨーロッパが同24.0%増の5億8200万ユーロ(約907億円)、南北アメリカは同1.0%減の3億6100万ユーロ(約563億円)、日本は同49.0%増の2億2400万ユーロ(約349億円)、中東は同14.0%増の9200万ユーロ(約14億円)だった。

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