世界的テキスタイル見本市「第37回 ミラノ・ウニカ(MILANO UNICA)」が7月11〜13日に、イタリア・ミラノで開催された。春夏から引き続き、意匠性を凝らした立体感が重視されている。メード・イン・イタリーの高級感を保ちつつ、ビンテージ感のある風合いや、ラメ糸やスパンコールで表現する光沢感がキーワードに挙がった。
2024〜25年秋冬シーズンに向けた大テーマは、“コミュニティー”。ステファノ・ファッダ(Stefano Fadda)=クリエイティブ・ディレクターは、「お互いが尊敬し合い、価値観を分かち合えるコミュニティーの、ポジティブなムードをテキスタイルでどう表現できるかに挑戦した」と説明する。同展では、“ファミリーコミュニティー” “カルチャーコミュニティー” “ナイトコミュニティー”の3つのスタイルに分けて展示した。
“ファミリーコミュニティー”
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