ダイソンでは日本法人設立25周年を記念し、創業者兼チーフエンジニアのジェームズ・ダイソンと、チーフエンジニアのジェイク・ダイソンが来日。5つの最新テクノロジーのラインアップの発表会を実施した。
5つのラインアップとは、360°ビジョン搭載で、インテリジェントで最もパワフルなロボット掃除機“ダイソン 360 ビズナビ”(18万9200円※価格は全て編集部調べ)。ダイソン初のオーディオでウェアラブルデバイスの“ダイソン ゾーン 空気清浄ヘッドホン”(12万1000円※ウルトラブルー/プルシアンブルーモデル)“セラミックポップ”モデルのヘアケア3商品(数量限定)、という計5品だ。
“ダイソン 360 ビズナビ”は、毎分最大11万回転するモーターを搭載し、最もパワフル*¹な吸引力を実現。10個のサイクロンが100,000Gもの遠心力を生み出し、微細なホコリを捕らえる吸引力を実現した。“ダイソン ゾーン 空気清浄ヘッドホン”は、高度なノイズキャンセリング機能を搭載し、没入感のあるサウンドを提供。空気清浄機能を搭載し、花粉やウイルスなど、0.1ミクロンの粒子を99%捕集する。スタイリッシュなルックスにも注目だ。
ヘアケア3商品とはまず、素早く乾かすことで髪に熱を当てる時間を短くし、ダメージを軽減した“ダイソン スーパーソニック ヘアドライヤー”(4万8800円)。新たに開発したアタッチメント“ツヤ出しツール”は浮き毛やうねりを抑えて、まとまりのあるサロンで仕上げたような艶めく髪に導く。そのほか、濡れた髪からスタイリングできる“ダイソン エアラップ マルチスタイラー”(シンプルモデルは4万4000円)、髪の形状に合わせてしっかりと包み込むフレックスプレートを採用した“ダイソン コラール ヘアアイロン”(5万3900円)をそろえる。
同発表会で「私自身にとって日本はとても大切な場所」と語ったジェームズ・ダイソン氏は、日本市場について「最初のサイクロン掃除機“ジーフォース”の生産・製品化が実現し、初めて発売できたのも日本。さらに日本のエンジニアからは、 機器を小型化することがいかに大切か、細部にこだわることがいかに素晴らしいかを学んだ。例えば“ダイソン スーパーソニック ヘアドライヤー”は、モーターを小型化することでハンドル部分に格納することが可能になり、扱いやすさとバランスの良さをかなえることができた。ちなみに今回発売した“セラミックポップ”モデルのカラーリングは、“ジーフォース”のピンク色へのオマージュになっている」と話す。
“ダイソン スーパーソニック ヘアドライヤー”の2016年の発売以来、ビューティカテゴリーに注力しているが、特に日本市場においては、今後もさらに注力していくという。「日本人にはディテールにこだわる人が多く、例えば商品に付随するケースの機能性やデザインなど、細部のこだわりの価値を認めてくれる。そういったことなどにすごく共感できるため、日本のビューティ市場は、今度も一層重要視していきたい。また、日本女性の黒く光る髪はセンシティブで、ヘア関連の機器には熱から守る機能が大切になってくる。その点でも、当社のビューティアイテムとマッチしていると思う」。
ダイソンは、シンガポール、イギリス、マレーシア、メキシコ、中国、ポーランド、フィリピンにエンジニアリング・研究開発・製造・テスト事業を展開するグローバルなリサーチ&テクノロジー企業。英国のコーチハウスからスタートした同社は、1993年の創業以来、一貫して成長を継続。現在では、シンガポールのセント ジェームズ パワー ステーションにグローバル本社機能を構え、英国では800エーカーを超えるマルムズベリーとハラビントンに2つのテクノロジー キャンパスを有している。