オランピア・ル・タンが描いたのは、「不思議の国のアリス」に出てくる白ウサギのイメージで、ベースは変わらず、フィット&フレアもしくはタイトのスカート中心のクラシックでセクシーかつキュートなスタイルを採用。そこに、ウサギやトランプのモチーフ、ハートやスペードなどの記号などをプリントやボタンに用いたほか、ジャケットのラペルをハート形にしたり、シルクハットからウサギの耳が出ている様子をそのままバッグにしたり、オランピアらしい遊び心をふんだんに取り入れて仕上げた。また、スウェットのフーディやジップアップブルゾンなどカジュアルでスポーティなアイテムが新鮮さを加えている。