皮膚を構成する成分は水に次いでタンパク質が多い。そこで、体内にあるタンパク質の総体である“プロテオーム”に着目した。分子生物学者で遺伝学者のミロスラフ・ラドマン(Miroslav Radman)教授と、ナオス創業者で薬剤師・生物学者のジャン=ノエル・トレル(Jean-Noel Thorel)が、20年にわたる研究に基づき同商品を開発。“プロテオーム”を保護することが、エイジングケアの新たなアプローチになると考えた。極限状態でも生存する微生物のスノーバクテリアから抽出した整肌成分のバクテリオルベリン(ミクロコッカス溶解液)を配合した。強い日差しや乾燥などの環境ストレスから肌を保護し、健やかで美しい肌に導く。
“エージプロテオム”はミルクのようなテクスチャーが特徴で、25歳以上の男女、全ての肌タイプの人が使用可能だ。1日2回、朝晩化粧水で整えた肌になじませて、美容液またはクリームを重ねる。ホームケアとしては筋肉マッサージとの併用を勧める。
「エステダム」は1978年に設立。ブランド名は、人の手が生み出す美しさを意味する“ESTHETIQUE(エステティック)”と皮膚科学“DERMATOLOGIE(ダーマトロジー)”に由来する。生体内の細胞の水を再現した“生体模倣水”として知られるブースターミスト“オーセリュレール モイスチャー”(200mL、5280円)が代表アイテムだ。現在は、直営店の京王百貨店新宿店、松坂屋名古屋店で販売するほか、エステティックサロン「ソシエ(SOCIE)」で取り扱う。