ファッション

「ジャンポール・ゴルチエ」2014-15年秋冬パリ ゴルチエ劇場、今度はユニオンジャックを着て宇宙へ!

 「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」のテーマは、宇宙飛行。インビテーションには、英国の旗ユニオンジャックを掲げた宇宙服の男が描かれている。

 真っ白い宇宙服を着たスタッフに案内されたのは、宇宙船の中のような緑色の巨大なドームの中。どうやらロケットを発射する瞬間という設定のようだ。緑から紫へ照明が変わると、ロケットの添乗員が登場。コミカルに搭乗案内をしてショーがスタートした。

 飛行機整備士風のツナギに始まり、MA-1をアレンジしたアーミーグリーン×オレンジのジャージードレスにムートンジャケット、ゴールドのファスナーをアクセントにしたニットなど、ワークウエアをラグジュアリーにアレンジした服が続く。

 そしてシーンは突然英国へ。エリザベス2世の戴冠60周年を祝ってか、頭に王冠を乗せた女王風モデルとモヒカンのパンクロックスターが登場した。オーガンジーにプリントしたタータンチェックのパンツスーツ、ゴールドのファスナーやレバーのパッチワークでユニオンジャックを描いたオーバーサイズのトップスなど、英国モチーフをとことんアレンジ。派手なショー演出に目を奪われるが、提案されている服は、スタンダードなアイテムからコンケープドショルダーのジャケットなど、適度にトレンドを押さえたアイテムまで充実している。

 サービス精神とユーモアたっぷりの"ゴルチエ劇場"は、宇宙服を着たデザイナーが登場した時がクライマックスに。リアーナなど会場を埋めたセレブリティから喝采を浴びた。

JEAN PAUL GAULTIER x コレクションの記事

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。