ファッション

「ディースクエアード」2015年春夏ミラノメンズ ド派手なネオンカラーで彩る80’sポップカルチャー

 「ディースクエアード(DSQUARED²)」の2015年春夏メンズ・コレクションは、1980年代のアメリカンポップカルチャーに着想を得た。舞台はニューヨークのアトリエ。モデルをシューティングしているカメラマンや、マッチョな男性をモデルに絵を描く画家の間を、ネオンカラーのカモフラージュ柄セットアップをまとったモデルが駆け抜けてゆく。当時活躍したアーティストたちにインスパイアされ、アイコンのテーパードデニムにはペンキを叩きつけたような加工を施した。キャンベルスープの缶詰やマリリン・モンローのイラストをパロディしたTシャツ、「ANDY」のロゴを配したスウェットなど、アンディ・ウォーホルのオマージュもたっぷりだ。

 「80's」「POP」「ART」といったグラフィティをのせたまばゆい蛍光ピンクやライムグリーンのアウターが、華やかな80'sスタイルを印象付ける。ステンカラーコートのポケットにはカラフルなシームテープを飾り、ベーシックなアイテムにもポップなアクセントが満載だ。オーバーサイズのシャツにワイドショーツ、「コンバース」風の厚底スニーカーを合わせるスタイルは、ヒップホップカルチャーを反映したもの。フィナーレに登場したデザイナーのディーン&ダン・ケイティンも、ネオンカモフラージュのジャケットにピンクのスリッポン姿でランウェイに登場した。

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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