ミリタリーのアイコンアイテムは各パーツを分解し、「サカイ」流にハイブリッド。ライナーにオレンジを配したベーシックなカーキのMA-1は、前身頃にネイビーのリブニットをドッキング。アノラックパーカの上にモッズコートを重ねるなど、アウター同士のレイヤードも多い。それらはトーン・オン・トーンでまとめたり、メッシュやトランスペアレントな素材と合わせたり。重たくならないように気を配りながら、印象が強くなりがちなミリタリーをソフトなニュアンスでまとめている。
カモフラージュ柄は、異なる柄を重ねるのが「サカイ」流。マドラスチェックと重ねたショーツや、ジオメトリック柄に再構築して飾ったグラフィカルなトップスなど、バリエーション豊かな迷彩柄は今季のキーモチーフになりそうだ。足元は、ユーティリティなグラディエーターサンダルでまとめた。