ファッション

「ガンリュウ」2015年春夏東京 ナチュラルな風合いの素材で描くワントーンレイヤード

 丸龍文人が手掛ける「ガンリュウ(GANRYU)」の2015年春夏コレクションは、ジャケットやインナー、ボトムスからシューズやキャップに至るまでエクリュ(生成り)一色でまとめたレイヤードスタイルで幕を開けた。前半は、エクリュと白でほぼワントーンのコーディネートに終始。提案するのは、前からはスカートのように見えるショーツや、ポンチョのようなオーバーサイズトップスといったアンドロジナスなアイテムを始め、デニムのサルエルパンツ、フラップポケット付きのシャツなどで作る「ガンリュウ」らしいスタイルだ。そこに風合いのあるナチュラルなリネンを取り入れることで、新鮮な印象に仕上げている。中盤からは黒やグレーが加わり、色や素材をグラフィカルに切り替えたスタイルを打ち出した。

 一方、先シーズンからスタートしたウィメンズでは、鮮やかな色の生地にひねりやギャザーを加えたり、柄を描くように素材を切り替えたりして、リラックス感のあるシルエットのトップスやワンピースを提案した。

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“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

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