ファッション

「ヌメロ ヴェントゥーノ」2015年春夏ミラノ コントラストで遊ぶ“ブルジョワ・パンク”

 「英国的な素材感とイタリアらしいシルエットや装飾のミックスを表現した」とアレッサンドロ・デラクアが語る今季の「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」。リリースの冒頭には、「ブルジョワ・パンク、ボヘミアン DIY」というキーワードが記されており、引き続き、コントラストで遊ぶミックススタイルを提案している。例えば、メンズライクな開襟シャツやチェックシャツは、クチュールライクなオーガンジーで仕立てることでフェミニンなアイテムに。さらに、マクラメ編みのジャケットやスカートにスパンコールをのせたり、厚手のコットンやメッシュのようなカジュアルな素材で作るドレスやジャケットをビジューで飾ることで、コントラストを強調している。

 基本は変わらずエレガントかつエフォートレスなスタイルだが、今季のコーディーネートのキーとなったのはベルト。ビジューで飾られた無骨なベルトでウエストを絞りシルエットに変化を加えることで、アクセントを添えた。また、足元には、光沢感のある素材で仕上げた、リボンのノット(結び目)のようなアッパーが印象的なシューズを合わせた。

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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