コレクションは、全身ホワイトのコーディネートからスタートしメタリック、鮮やかなレッドやイエローを差し込むグラデーションで構成。シャツ地に化繊をボンディングし、さらにパンチングを施したメッシュのワンピースや、シワ感とシルバーの光沢感を併せ持つノーカラーのジャケット、シルクシフォンにシャリ感のあるサマーニットのロングワンピースを重ねるなど、自然と科学的な要素を生地や色みのミックスで提案した。デザイナーの堀内太郎が90年代の学生時代から憧れだったというスケートシング(SKATE THING)が制作した宇宙と植物をモチーフにしたグラフィックをのせたアイテムも登場。
ベルクロ付きのワッペンを組み合わせてカスタマイズするバックブランド「ニューニュー」とコラボレーションしたハンドバッグや、サングラスブランド「ブランク」とのアイウエア、毎シーズン発表しているシューズブランド「パトリック」とのスリッポンなど、アクセサリーもほぼすべてオリジナルだ。ショーで発表するために「今季は見せることも意識し、見せる服と着る服のギリギリの境目を考えた。今後もショーを継続することは、今のところ考えていない」と堀内。アーティーなコレクションを発表した。