ファッション

「タンバリン」2015年春夏東京 初のファッションフェス発表はスキャンダルのライブとおくる90’sストリートグラフィティ

 ノゾミイシグロは今季、初のファッションフェス形式でショーを発表した。「カワイイヘイトナイト」と題し、「ノゾミイシグロ オートクチュール(NOZOMI ISHIGURO HAUTE COUTURE)」とタンバリン(TAMBOURINE)」が、日比谷のクラブ「ディアナ(DIANA)」で新作の披露とDJイベントを開催した。

 ゴトウ フミカによる2シーズン目の「タンバリン」は、衣装や普段着で「ノゾミイシグロ」を着用しているというガールズバンド、スキャンダル(SCANDAL)の演奏からショーをスタート。彼女たちの衣装に配されたビビッドなイエローやピンクをはじめとした色とりどりのストリートグラフィティが今季のキーモチーフだ。ファーストルックでは、ビッグシルエットのカットソーにフーデットブルゾンを羽織り、バスケットボールショーツにコンバットブーツを合わせる。その後に続くアイテムは、ネルシャツやパーカー、ブーツインしたカーゴパンツ。首もとに大ぶりのネックレスをしたモデルはガムを噛むなど、ラッパースタイル漂う90年代ストリートの不良を演出した。モデルキャスティングも、原宿ストリートの奇抜なセレクトショップ「ドッグ(DOG)」のコンボイ(CONVOY)を筆頭に「スピンズ(SPINNS)」原宿店や古着屋「ボーイ(BOY)」の店長らが登場し、ストリートに根差したブランド観を表現した。

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2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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