ファッション
連載 今週の学生に読んでほしい記事3選 第7回

コーセーの“大谷売れ”は続く? スノーピーク伸び悩みの理由は?

有料会員限定記事

この連載では週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介します。今回は業績予想を下方修正したスノーピークの背景や新カテゴリーを始めたデサント、大谷翔平効果で絶好調のコーセーを取り上げます。ニュースの読み方を知り、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いです。
(この記事は無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

【記事1】
キャンプブーム失速 スノーピークが業績予想を大幅下方修正

スノーピークは2023年12月期連結業績予想を下方修正した。売上高は278億円(2月発表は360億円)、営業利益は10億円(同50億円)、純利益は6億円(同28億円)と大きく下げた。10日に2023年1〜6月期決算説明会に登壇した山井太・会長兼社長は「2020年以降、アウトドア業界全体がコロナの追い風を受けて急成長してきたが、巡航速度に戻った。その予測を見誤った。投資家の皆様には申し訳ない」と話した。(全文はこちら

【記者の解説】

キャンプ用品は一度購入すると、頻繁に買い替えることはありません。コロナ禍で密にならないアクティビティーとしてキャンプ人気が高まりましたが、徐々に新規参入が落ち着き、店頭在庫も目立ち始めています。スノーピークも流通過多の影響を受け、2023年上期のディーラー卸の売り上げが前年同期の約1/2まで落ち込みました。それでも直営店の売り上げは前年同期を超えており、ブランドのファンが離れているわけではなさそうです。既存ユーザーの購買意欲をどう刺激し、立て直していくのか、今後の動きに注目です。(美濃島匡/記者)

この続きを読むには…
残り1173⽂字, 画像5枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

サステナビリティ特集 サステナブルなアパレル製品の作り方

「WWDJAPAN」9月9日号の特集は、「How to be a Sustainable Apparel」。本特集では、サステナブルなアパレル製品の作り方について考えます。サステナブルなアパレルといってもそのアプローチ方法はさまざま。有力アパレルメーカーが定番品をよりサステナブルに作り替えた製品や新たにブランドを立ち上げた事例、社会課題解決に向けてゼロから方法を模索して作った製品など課題に対してよ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。