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高島屋が2月に休業日 17施設で導入、従業員のワークライフバランス改善へ

高島屋は、2024年2月に休業日を新たに1日設けると発表した。対象は全国で運営する百貨店、ショッピングセンターなど17施設。昨年までは元日と店舗改修日を除いた休業日はなかったが、コロナを機に加速した働き方改革の一環で今年上期(3〜8月期)にも店舗ごとに1日の休業日を設けた。小売業で深刻化する人手不足を考慮し、取引先を含めた就労環境の改善を図る。

来年2月に新設された休業日は施設ごとに違うが、日本橋高島屋S.C.、タカシマヤタイムズスクエア(新宿)、高島屋横浜店、高島屋大阪店、高島屋京都店など主要店は20日(火)に設定する。玉川高島屋S・Cや流山おおたかの森S・Cは21日(水)を休業日にする。

百貨店では営業時間の短縮や新規休業日の設置が相次ぐ。松屋は旗艦店の松屋銀座本店で来年1月2日を休業とし、初売りを3日にすることを決めた。また大丸松坂屋百貨店も複数の店舗でコロナ前に比べて営業時間を短縮しており、松坂屋上野店では今年3月から衣料品など大部分のフロアの閉店時刻を18時30分に前倒ししている。

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