続いて、ベージュからキャメル、茶色の肌馴染みのいいカラーリングで、ラグジュアリー感増すカシミアコートやモヘアニット、ダブルフェイスウールのメルトンコートなどが、ワイドパンツや膝下丈のスカートとの合わせで並ぶ。合間には、ダークレッドのダマスク柄のジャカードコートやビジューを散りばめたパジャマ、ピーコックグリーンのファーコートなど、鮮やかでクチュール感溢れるアイテムを加えている。また、脇から腕を出すケープ風コートは、コースらしい実用性も兼ね備えたモダンカジュアルの提案だ。「街中やオフィスで、ジャケットやコートを羽織っている女性が多いが、腕の自由がきかなくて実用的ではないなと思った。常にグラマラスでいてほしいという思いも込めて、新しいカタチのアウターを作ったんだ。30年代と90年代はグラマラスだけど、とてもシンプルで、似たようなスタイルが台頭した時代だった。デイリーウエアでも、シューズを履きかえれば、イヴニングスタイルにもなれるグラマラスを提案したい」とコース。