ファッション

「ヨシオ クボ」2015-16年秋冬東京 素材のコントラストで魅せる“砂漠×スポーツ”

 先シーズンは、サプライズゲストに夏木マリが登場するなど、ショーの演出も見どころの一つになっている「ヨシオ クボ」。今シーズンは、ユニークだがグッとシンプルな演出で、得意のテキスタイル使いが際立つコレクションを見せた。

 設定は「もしも砂漠でスポーツをするなら」という架空のストーリーだ。オリジナルのラクダ柄やオリエンタルなカーペット柄など、同じ模様をテーラードやダウンジャケット、ニットトップス、シャツなど、異なる素材のアイテムに採用。それらのアイテムを数人のモデルが身につけて一斉に登場することで、同じ柄の素材の落とし込み方のバリエーションを分かりやすく提案した。

 特徴的なのは、インパクトのあるテキスタイルを使ったコントラストの強い大胆な切り替え。ミリタリージャケットに高級感のあるツイードを合わせたり、スエットパンツにボリューミーなファーを付けたりするなど、意表を突いたディテールで、素材やアイテムの新たな組み合わせを探った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。