ドイツ発のブランド「MCM」は、元祖“スーパーモデル”のシンディ・クロフォード(Cindy Crawford)を起用したヘリテージキャンペーンを発表した。撮影は、写真家のユルゲン・テラー(Juergen Teller)が担当した。
同キャンペーンは、モノグラム柄のバッグの山の前でクロフォードが新作のクロスボディーバッグ“モード・トラヴィア”などを手にするもので、「MCM」は「1996年に同じくクロフォードを被写体として、写真家の故ハーブ・リッツ(Herb Ritts)が撮影したキャンペーンを引用した。ブランドの過去と現在をリンクさせる」と説明する。
クロフォードは、「90年代にリッツと初めて撮影した、あの瞬間にタイムスリップしたよう。『MCM』のバッグは時代を超越する」と話す。
クロフォードは1966年2月20日生まれ、米国・イリノイ州出身。95年、米「フォーブス(Forbes)」が“報酬額トップのモデル”として発表するなど、90年代を中心に“スーパーモデル”として活躍した。娘は、モデルのカイア・ガーバー(Kaia Gerber)。