超ファストファッションブランド「シーイン」は8月24日、米国の大手アパレルのスパーク・グループ(SPARC Group)の株式約3分の1を取得すると発表した。スパークもシーイン株を少数取得する。
スパークは米国の不動産大手サイモンと、ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)の合弁会社で、ABGの保有する「フォーエバー21(FOREVER 21)」「ノーティカ(NAUTCA)」「リーボック」などのアパレルブランドの運営にあたっている。「シーイン」は業務提携の狙いについて「『シーイン』は1億5000万ユーザーを抱えるグローバルなECプラットフォームであり、スパークの抱える『フォーエバー21』とは顧客層が重なり、お互いの成長にメリットがある」とコメント。今後シーインは自社のプラットフォーム上で、「フォーエーバー21」を筆頭にスパークの抱えるブランドのアイテムを販売していくと見られる。
日本では「フォーエバー21」は、アダストリアがライセンス生産した商品を中心に展開しており、日本では大阪・門真の「ららぽーと門真」などに出店している。