ファッション

「M A S U」パリコレへ 後藤愼平デザイナーが「ファッション プライズ オブ トウキョウ」受賞

東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペ「ファッション プライズ オブトウキョウ(以下、FPT)」の第6回受賞者に「M A S U」の後藤愼平デザイナーが選出された。2024年のパリ・ファッション・ウイーク期間中に計2回のショー開催の資金援助を受け、3月には「楽天 ファッション ウィーク東京」で凱旋イベントを開催予定だ。

「FPT」は、“東京を代表するインターナショナルブランド”になる可能性を持つブランドのサポートを目的に17年に設立。これまで「マメ(MAME KUROGOUCHI)」「オーラリー(AURALEE)」「ターク(TAAKK)」「CFCL」「トモコイズミ(TOMO KOIZUMI)」が受賞してきた。

8月25日に行われた授賞式で後藤デザイナーは、「名誉ある賞をいただくことができてとてもうれしい。勝負するタイミングをずっと計っていて、今回無理なら無理だろうと思うくらいに“今”というタイミングだった。過去に受賞されたのは、今も第一線で活躍されている方ばかり。緊張感もあるが、そこを越えていくつもりでやりたい。やるしかない。期待してもらえたら」と話した。

後藤デザイナーは1992年生まれ、愛知県出身。文化服装学院を卒業後、ライラに入社し、自社ブランドの企画・生産やビンテージ品のリメイクなどに従事。25歳でOEMやブランド事業を行うソウキに入社し、「マス(M.A.S.U)」のリブランディングに伴いデザイナーに就任する。2021-22年秋冬シーズンに初のショーを行い、その後2度ショーを開催。ダンスホールを貸し切ったファン参加型のイベントも行うなど、既存の枠に捉われないユニークなチャレンジを続けている。

M A S U x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。