ユニクロは9月1日付で、現在グローバル事業のCEOを務める塚越大介取締役が、代表取締役社長兼COOに昇格する人事を発表した。現在、ユニクロの会長兼社長を務める柳井正ファーストリテイリング会長兼社長は、引き続き代表取締役会長兼CEOとしてユニクロやグループ全体の経営上の意思決定や事業拡大をリードしていく。
塚越新社長は1978年生まれの現44歳。2002年に新卒でファーストリテイリングに入社し、国内店舗の店長や社内教育部署の部長などを経験。15年にファーストリテイリンググループ執行役員に就任し、米国や中国などで経験を積んだ。19年からグループ上席執行役員。
今回の人事は「次世代のチーム経営体制強化の一環」(発表資料から)であり、「これまで以上に各国・各地域の経営者とともに築く次世代経営チームおよび各部門が連携しあうグループ一体の全員経営体制作りを加速し、経営の質を向上させていく」狙い。