ストリートファッションといえばスニーカーが定番だけど、実はそれと同じぐらいベースボールキャップも市民権を得ている。その代表格がヤンキースのキャップでお馴染み、米国生まれの「ニューエラ(NEW ERA)」だ。若いときに、「ニューエラ」を目深に被るラッパーに憧れたという人も多いはず。丸いシールを貼ったまま、一文字のピンッとしたツバが暗黙のルールみたいな気がしていたけど、今もそんなルールはあるの?答えはNO!“新時代”の「ニューエラ」は、もっと自由だった。(この記事は「WWDJAPAN」2023年8月28日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
金子淳二郎/ラファイエット社長 プロフィール
2003年、神奈川・藤沢にセレクトショップ「ラファイエット」をオープン。現在は横浜、原宿、新潟、高崎、名古屋、仙台、ニューヨークに店舗を構える。22年にスタートしたキャップ専門店「ホームゲーム」は現在、原宿、横浜、ニューヨークに出店
第2次「ニューエラ」ブーム到来!
ニューエラジャパンが設立された2004年まで、国内に出回っている「ニューエラ」はアメリカで買い付けられた並行輸入品だった。セレクトショップ「ラファイエット」の金子淳二郎社長は19歳のとき、NYで見たヤンキースの「ニューエラ」をかぶる現地の人々に感化され、03年から「ラファイエット」で毎月、600〜700個の「ニューエラ」を販売。その噂を聞いたニューエラジャパンから声がかかり、06年に国内の正規販売店として契約し、最初期の卸先となった。そして昨年、キャップ専門店「ホームゲーム」を始動した、まさに「ニューエラ」の伝道師なのだ。
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