セレクトショップのミッドウエスト(MIDWEST)は、舟山瑛美デザイナーによる「フェティコ(FETICO)」のポップアップショップを9月2〜10日に、東京店で開催する。ショップでは、2023-24年秋冬コレクションのアイテムや別注のアイテムを販売する。
別注のアイテムは、フェイクレザーのショートジャケット。ラムレザーのスムースな質感を追求し、光沢感もある。ノーカラーのフロントに対し、バックは背中を見せるカッティングを施し、全体的にシャープな印象に仕上げた。2サイズ展開で、価格は7万2600円。
「フェティコ」は20-21年秋冬にデビュー。20年に終了した「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」でウィメンズを手掛けてきた舟山と、同じく「ダダ」でパタンナーをしていた高浜温子の2人が立ち上げた。ブランド名は、学生時代からアズディン・アライア(Azzedine Alaia)やジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)らのフェティッシュなテイストが好きだったという舟山のニックネームが由来。舟山は高校卒業後に渡英し、マランゴーニ学院(Istituto Marangoni)のロンドン校でファウンデーションコースを修了後に帰国。エスモードジャポン東京校でファッションデザインを学んだ後、国内のDCブランドで経験を積み、「ダダ」に参画した。
「フェティコ」は8月28日に2024年春夏コレクションのランウエイショーを「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」で行ったばかり。9月6日にはブランド初となる海外ショーを香港で開催する予定だ。