ファッション
連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

「ドロップ」改め……!?【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

有料会員限定記事
※この記事は2023年09月04日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

みなさん、「ヒーロープロダクト」という言葉をご存じでしょうか?

知らない方は、今すぐ私たちのベストコスメをチェックしてください(笑)。「ヒーロープロダクト」という言葉を解説しています。

簡単に言えば、「定番品」です(笑)。でも「ヒーロープロダクト」という言葉の方が、カッコよくありませんか(笑)?言葉を生業としているので、私なんかは「定番品」を「ヒーロープロダクト」と言い換えたら、受け手はどんな気持ちになれるのか?を想像します。例えばデザイナーだったら、「定番品」のデザインには力が入らないかもしれないけれど(!?)、「ヒーロープロダクト」のデザインならもっと頑張れそうな気がしませんか?だって「ヒーロー」をデザインするんだから(笑)。消費者は、どうでしょう?「定番品」と言われて薦められたら「着回しのために、買っとく?」「みんな持ってるなら、いらない」ってカンジかもしれませんが、「ヒーロープロダクト」と言われて薦められたら「これを主役にコーディネートを考えてみようか?」とか「そんなに頼れる存在なのかしら?」なんて気持ちになるかもしれません(笑)。

先日、「定番品」を「ヒーロープロダクト」と呼ぶことを知ったアパレルメーカーのデザイナーの方は、「なんか、いいですね。私の仕事が誇らしくなります」と話していらっしゃいました。この言葉はビューティ業界で数年前から、特にスキンケアの「定番品」を呼ぶときに生まれた言葉です。センスありますよねぇ。こういう発想は、扱っているものは違えど、すぐにマネできるでしょう。ファッション業界の皆様、ぜひお試しください。

この続きを読むには…
残り752⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。