ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は9月20日〜11月11日まで、中国・北京の商業施設「三里屯太古里(TAIKOO LI SANLITUN)」内にポップアップストアをオープンする。同社は、中長期経営計画の柱の一つとして、台湾事業の成長および中国本土を始めとするグローバルビジネスの拡大に力を入れる。
同施設は、ラグジュアリーブランドが多く出店する北部モールと、ストリートやスポーツ、ライフスタイルなど国内外の幅広いブランドが出店する南部、西部モールで構成し、施設内にはホテルやクラブなども併設する。ユナイテッドアローズは、南モール1階の中央広場前に、面積77平方メートルの店舗を出店する。「エイチビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)」「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」、「ロク(ROKU)」のほか、海外で初展開となる「ロエフ(LOEFF)」とジュエリーブランド「プリーク」など、オリジナルレーベルを中心に取り扱う。
今年5月には、中国上海市の商業施設「グランド ゲイトウェイ66(Grand Gateway 66)」で約2ヶ月間のポップアップストアを開いた。8月上旬に開かれた決算会見で松崎善則社長は、「現地では日本で人気の定番アイテムよりも、デザイン性の高い高価格帯の商品が動いた。これを踏まえてローカライズしていく必要性を感じている」と話した。