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資生堂、花王、ロート製薬の日焼け止め2ケタ増 残暑続き9月以降も売り上げ拡大

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今夏の猛暑に加え厳しい残暑が残り、日焼け止め商品の需要が例年を上回るほど高まっている。マスクの自由化で行動範囲も広がり、海やプールを楽しむ人の姿も目立つ。美容に対する意識の高まりもあり、日焼け止め商品を活用する人も増加傾向にある。日焼け止め商品の機能も向上し、白浮きやきしみ感、ベタっとした肌残りなどが改良されている。形状もチューブやスプレー、スティックタイプとさまざま。近年は塗り直しや持ち運びに便利で、手を汚さず塗布できるスプレーやスティクタイプの需要も高い。こうした日焼け止め商品が好調な、資生堂と花王、ロート製薬にけん引する商品や5〜8月の売り上げ状況を聞いた。

資生堂「アネッサ(ANESSA)

資生堂は、21年連続売り上げシェアNo.1*を誇る日焼け止めブランド「アネッサ」の5〜8月度の売上高が前年同期比約35%と伸長した。「紫外線量の変化に応じて、期別に応じた剤形別のプロモーションを展開し奏功した」(同社)という。中でも4月21日に発売したジェルタイプの“パーフェクトUV スキンケアジェル N” SPF50+・PA++++(90g、2460円※編集部調べ)と、美白・UVカット・トーンアップと多機能技術を搭載した薬用美白UVジェル“ブライトニングUV ジェル” SPF50+・PA++++(90g、2460円※同)、6月21日に発売したスキンケア成分50%配合で石けんでも落とせる滑らかな使用感の“パーフェクトUV スキンケアミルク N”SPF50+・PA++++(60m、※3300円同)が貢献。ジェルタイプは通年で愛用者が増えており、「日焼け止め商品の伸長ドライバーとなっている」とコメント。

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