LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン (LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下のドイツのラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」は、ブランド設立125周年を祝い、アニバーサリー展「ザイト 1898(SEIT 1898)」を9月8日から17日までニューヨークのチェルシーファクトリーで開催している。
今年6月に東京・原宿でスタートしたこの展覧会は、今回のニューヨークに加えて、ドイツ・ケルンなどでも開催する。膨大なアーカイブから厳選された歴代のスーツケースはもちろん、「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「モンクレール(MONCLER)」「シュプリーム(SUPREME)」などとのコラボレーションピースが一堂にそろった様子は壮観だ。しかし、今回もっとも注目を集めているものの1つは、同じくLVMHが擁する「ティファニー(TIFFANY & CO.)」とのコラボを記念して設けられたスペースだろう。“ティファニーブルー”に彩られたディスプレースペース内には、スーツケースなどは展示されておらず、「ティファニー」と「リモワ」のロゴが刻まれたメタルプレートのみが宙に浮くように飾られている。実際のアイテムは近日中に披露し、9月中に発売する予定だという。
また、今回のアニバーサリー展を記念して行われたオープニングイベントでは、「リモワ」の最新キャンペーンに登場しているBLACKPINKのROSE(ロゼ)がテープカットを行なったほか、渡辺直美や韓国のボーイズグループSF9のロウン(Rowoon)らがゲストとして来場した。