昨シーズンから続くエレガンススタイルに加えて、今季は東京らしいストリートミックスも復活。東京発のエレガンスを追求する「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」、機能性と気品の両立に挑む「チノ(CINOH)」、テクニカルなテイストで持ち味であるストリートをアレンジした「シュープ(SHOOP)」など9ブランドを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2023年9月11日号からの抜粋です)
「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」
麗しく軽やかに描いた美しい夏の情景
東京・上野の東京国立博物館の法隆寺宝物館を舞台に、屋外の水盤を囲んで新作を披露した。今季、村田晴信デザイナーに影響を与えたのが、夏の風景を美しく切り取った米写真家スリム・アーロンズや、映画「君の名前で僕を呼んで」で知られる監督ルカ・グァダニーノの作品。白シャツをベースにしたドレープ入りのドレスをはじめ、透け感のあるチェックのドレス、夏空をほうふつとさせるグラデーションのドレスなど、軽やかで爽やかなルックを打ち出した。
「チノ(CINOH)」
10周年で見せた集大成 機能性とデザインの“曖昧さ”
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