2023年1〜7月のキャサリン皇太子妃のルックまとめ COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
英国王室ファミリーの装いは、常に世界中の注目を浴びている。中でも、2022年にエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が死去したことを受けて継承した“ウェールズ公妃”としての責務を果たすため、勢力的に公務に参加しているキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)の着こなしへの関心は非常に高く、多くのメディアが詳細に取り上げている。
「シャネル」のバッグを手に持つキャサリン皇太子妃(左)とチャールズ皇太子 SAMIR HUSSEIN/WIREIMAGE © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
故エリザベス女王やキャサリン皇太子妃の着こなしに関する著書を執筆してきたジャーナリストのベサン・ホルト(Bethan Holt)いわく、「かつては、ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)と夫婦ともに社交的で親しみやすいカジュアルな印象だったが、今年に入ってからは真剣に公務に取り組む姿勢を反映したようなルックが目立つようになった」という。実際、キャサリン皇太子妃はジャケットやスーツをこれまでよりも多く着用するようになっており、ウィリアム皇太子と仲睦まじく色などでリンクコーデすることもある。
昨年40歳を迎えてからは、英国ブランドを着用する機会を増やしていて、スカートは長めの丈を選ぶようになった。愛用ブランドである「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY) 」や「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD) 」「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT) 」に加えて、この7カ月で多く着用したブランドは「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN) 」や「マルベリー(MULBERRY) 」「ローラン ムレ(ROLAND MOURET)」「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」など。また、手ごろなリアルクローズブランドの「リース(REISS)」や「LK ベネット(LK BENNETT)」も着用するなど、幅広いラインアップだ。
4月のチャールズ国王の戴冠式でのキャサリン皇太子妃 MAX MUMBY/INDIGO/GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
インフルエンサーの影響を分析するマーケティング企業のウィアリズマ(WeArisma)によると、5月に行われたチャールズ国王(King Charles III)の戴冠式でのキャサリン皇太子妃の姿は最も影響力のある瞬間の一つだったとし、米タイム誌(Time Magazine)のインスタグラムに投稿された「アレキサンダー・マックイーン」のドレスは、34万9700ドル(約5105万円)のエンゲージメントバリューをもたらしたとされている。ますます高まるキャサリン皇太子妃によるファッションシーンへの影響力。2023年1〜7月の話題を集めたルックを月ごとに振り返るとともに、着用ブランドはもちろん、アクセサリーや色使いといったポイントをまとめた。
1月はバッグもシューズもワントーンカラーで全身コーデ
2023年1月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月12日。王立リバプール大学病院へ訪問。「ホランド・クーパー」のコートに、「セフィン・スタジオ」のネイビーのリブ編みニットドレスと「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス、「マルベリー」のハンドバッグを合わせて SAMIR HUSSEIN/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月18日。「マッシモドゥッティ」のコートと「ガブリエラ ハースト」のニットのセットアップを着たキャサリン皇太子妃(写真中央) COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月19日。「ローラン ムレ」のスーツに、「ジャンヴィト ロッシ」のヒールをセレクト COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月25日。「アレキサンダー・マックイーン」のタキシードジャケットと「ホランド・クーパー」のボディースーツ、「ローラン ムレ」のパンツ、所有する「シャイラ・ロンドン」のイヤリングを合わせて POOL/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月26日。「ホッブス・ロンゴン」のオーバーコートにタートルネックのトップス、「ジグソー」のパンツ、「エミー・ロンドン」の靴を合わせて COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月30日。「アレキサンダー・マックイーン」の真っ赤なスーツが印象的な「BAFTA」でのルック COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1月31日。「ヴィクトリア・ベッカム」のドレスに「アレキサンダー・マックイーン」のコートを羽織って COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
12日: 王立リバプール大学病院(Royal Liverpool University Hospital)とバーケンヘッドの「オープン・ドア・チャリティ(Open Door Charity)」訪問時には、同行したウィリアム皇太子とネイビーとダークグリーンで仲良くカラーコーディネート。英「ホランド・クーパー(HOLLAND COOPER)」のタータンチェックのコートに、英「セフィン・スタジオ(CEFINN STUDIO)」のリブ編みニットドレス、「ジャンヴィト ロッシ(GIANVITO)」のパンプス、「マルベリー」のハンドバッグを合わせた。
30日: 第76回英国アカデミー賞(BAFTA)のイベントでは、「アレキサンダー・マックイーン」のパワースーツに合わせ、「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスと「ミュウミュウ(MIU MIU) 」のクラッチバッグと赤一色で登場し、存在感を示した。
31日: キャサリン皇太子妃による「シェイピング・アス(Shaping Us)」キャンペーンの立ち上げでは、「アレキサンダー・マックイーン」のロングコートと「マニュ・アトリエ(MANU ATELIER)」のバッグでダークグリーンをポイントに、「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM) 」のドレスと「ジャンヴィト ロッシ」のブーツを合わせて。
2月は黒をアクセントにしたシックでスマートな装いに
2023年2月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
2月8日。「ザラ」のブレザージャケットに白いニットトップス、ネイビーのパンツに合わせたのは、「べジャ」のスニーカー COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
2月9日。“コーンウォール公爵夫人”として初の公の場に現れたキャサリン皇太子妃は、「ホッブス・ロンドン」のコートと「キルタネ・スコットランド」のタートルネックのセーター、「エデライン・リー」のスカートをセレクト COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
2月19日。「アレキサンダー・マックイーン」の白いドレスをふたたび着用したBAFTAの授賞式 COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
2月21日。「マックス アンド コー」のコートとタートルネックトップスに、「ローラン・ムレ」のパンツと「エミー・ロンドン」のパンプス、「ポレ・パリ」のバッグを合わせて COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
2月25日。ラグビー観戦では「キャサリン・ウォーカー」のコートに「マルベリー」のバッグ、「アクアタリア」のブーツを合わせて COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
2月28日。カスタムメードの「アレキサンダー・マックイーン」のコートに、「ザラ」の千鳥格子のスカート、「マルベリー」のクロスボディーバッグ、「ジャンヴィト ロッシ」のブーツをコーディネート COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
9日: “コーンウォール公爵夫人(Duchess of Cornwall)”として初の公の場に登場した記念すべき日。英「ホッブスロンドン(HOBBS LONDON)」のコートと「キルタネ・スコットランド(KILTANE SCOTLAND)」のタートルネックのセーター、英「エデライン・リー(EDELINE LEE)」のスカート、「ジャンヴィト ロッシ」のブーツを着用し、クラシックでスマートな印象に仕上げた。
19日: 第76回英国アカデミー賞の授賞式では、ワンショルダーに仕立て直された「アレキサンダー・マックイーン」の白いドレスを着用。黒い手袋に、「アクアズーラ(AQUAZZURA)」のパンプス、「ジミー チュウ(JIMMY CHOO) 」のクラッチバッグをコーディネート。
28日: ファストファッションブランドの「ザラ(ZARA) 」もお気に入りのキャサリン皇太子妃。この日はカスタムメードの「アレキサンダー・マックイーン」のコートに、「ザラ」の千鳥格子のスカート、「マルベリー」のクロスボディーバッグ、「ジャンヴィト ロッシ」のブーツで、ハイ&ローなスタイルを披露。
祝日が多い3月は、カラーをポイントにしたトータルコーデ
2023年3月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月1日。「アレキサンダー・マックイーン」のスリムの赤いロングコートを主役に、「ジュリエット・ボタリル」の帽子と「マルベリー」のバッグ、「ジャンヴィト ロッシ」のブーツを全て黒でまとめた COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月6日。「バーバリー」のグリーンのアンサンブルで出席(写真左) KENSINGTON PALACE/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月8日。英国軍のカモフラージュジャケットに合わせたのは、「ホランド・クーパー」のセーターと「ジースター ロゥ」のパンツ POOL/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月9日。ムスリン・センター訪問時。「キャサリン・ウォーカー」のコートに「アレキサンダー・マックイーン」のドレスを合わせて。頭に巻くインドの伝統的な衣装であるストールは「エラン」のもの COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月16日。「アーデム」のネイビーのスカートスーツに、「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスと「エミー・ロンドン」のクラッチバッグを合わせて GC IMAGES/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月17日。セント・パトリック・デーには、鮮やかな青緑の「キャサリン・ウォーカー」のドレスコートでお祝い COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
3月21日。自身が創設したビジネス・タスクフォースの場で登壇。「アレキサンダー・マックイーン」のブレザーと「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスのビジネススタイルに COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
1日: ウェールズの記念日であるセント・デイビッドデーは、「アレキサンダー・マックイーン」のロング&リーンの赤いコートを主役に。英国王室御用達の「ジュリエット・ボタリル(JULIETTE BOTTERILL)」の帽子と「マルベリー」のバッグ、「ジャンヴィト ロッシ」のブーツは全て黒でまとめた。
16日: イギリス連邦の祝日、英連邦記念日のこの日は、「アーデム(ERDEM) 」による白い花モチーフを散りばめたネイビーのスカートスーツをセレクト。「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスと「エミー・ロンドン(EMMY LONDON)」のクラッチバッグも同じネイビーで合わせて。
17日: アイルランドにキリスト教を広めたとされる聖パトリックの命日で、カトリックの祭礼日であるセント・パトリック・デー。緑豊かで“エメラルド島”とも呼ばれるアイルランドにちなみ、この日は緑色を着用する人も多い。キャサリン皇太子妃も、鮮やかな青緑の「キャサリン・ウォーカー」のドレスコートでお祝い。
4月はアウトドアスタイルもドレッシーな装いもおまかせ
2023年4月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
4月9日。イースターの礼拝時には、「キャサリン・ウォーカー」によるオーダーメードのコートをふたたび着て SAMIR HUSSEIN/WIREIMAGE © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
4月20日。バーミンガムでは、地元の「カレン・ミレン」のドレスを選ぶ粋な計らい。足元は「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス
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4月24日。「リース」のジャケットに、「LK ベネット」のパンツ、「ボーデン」のフラットシューズを。シンプルカラーで着こなし COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
4月27日。ウェールズではアウトドア体験も。「キーラ」の赤いジャケットに、「ホランド・クーパー」のセーターと「ジースター ロゥ」のパンツに合わせて POOL/AFP VIA GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
4月27日。ウェールズ滞在中、「コングール」のジャケットも着回し UK PRESS VIA GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
9日: ウィンザー城(Windsor Castle)の聖ジョージ礼拝堂で行われたイースターの礼拝に参加。昨年の英連邦記念日に初めて着用した、鮮やかなブルーとシャープなショルダーラインが印象的な「キャサリン・ウォーカー」によるオーダーメードのコートをふたたび身にまとった。
20日: バーミンガムを訪れた際は、「カレン・ミレン(KAREN MILLEN)」のドレスを選択。足元はお気に入りの「ジャンヴィト ロッシ」のパンプス。
27日: ウェールズではアウトドアスタイルを披露。「ホランド・クーパー」のセーターと「ジースター ロゥ(G-STAR RAW) 」のパンツに、「コングール(KONGUR)」と「キーラ(KEELA)」の2種類のジャケットを着回した。
戴冠式の5月。華を添えたのは「マックイーン」のドレス
2023年5月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
5月4日。チャールズ国王の戴冠式を2日後に控えたこの日は、キャサリン皇太子流の紅白スタイルを披露 COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
戴冠式前日の5月5日。首相らとの社交の場では、「ジェニー・パッカム」のエレガントな白いワンピースで出席。パンプスは「アクアズーラ」、バッグは「プラダ」、ドロップイヤリングは「バーレーン パール&ダイアモンド」 COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
5月5日夕方には、「セルフ-ポートレート」のブルーのドレスにチェンジ。「ジェニー・パッカム」のクラッチに「アクアズーラ」のヒールを合わせて POOL/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
5月6日の戴冠式。正装の赤と青のローブに合わせたのは、「アレキサンダー・マックイーン」の白ドレス。特注のヘッドピースに、故ダイアナ皇太子妃から継承したイヤリングをつけて COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
戴冠式翌日の5月7日。「リース」のスカイブルーのジャケットに「LK ベネット」のズボン、「ヴェジャ」のスニーカーのビジネスカジュアルルック。前日と一転、リアルクローズで合わせた COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
5月7日夜。1月に着用した「アレキサンダー・マックイーン」のスーツを着回し。「ヴァン クリーフ&アーペル」のネックレスとイヤリングをポイントに COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
5月8日。大規模なチャリティーイベントへ子どもたちと。英「リアリー・ワイルド」のシャツに「ジースター ロゥ」のシャツのカジュアルルック POOL/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
5月9日のガーデンパーティーでは、くすみブルーのシフォンが上品な「エリー・サーブ」のボウタイブラウスとスカートのセットアップを着用
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5月16日。お気に入りの「LK ベネット」のジャケットに「ヴェジャ」のスニーカー。キャサリン皇太子妃の定番ルックに
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5月18日は、グリーンが新鮮な「スザンナ・ロンドン」のドレスが主役。「アレッサンドロ・リッチ」のスリングバッグシューズを合わせて
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5月22日。「チェルシー・フラワーショー2023」では、「エムイーアンドイーエム」の春らしいピンクのシャツワンピースを着て来場
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5月25日。「アレキサンダー・マックイーン」のスーツも春らしいパステルピンクをセレクト。ブラウスも同色でマッチングし、白い「カミラ・エルフィック」のベルトと白い「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスをアクセントにした COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
4日: チャールズ国王の戴冠式を2日後に控えたこの日は、キャサリン皇太子妃流のエレガントな紅白スタイル。青い裏地がちらりと見える「エポニーヌ・ロンドン(EPONINE LONDON)」の赤いコートに合わせた「スザンナ・フリッピー(SUZANNAH FLIPPY)の白いドレス。「マルベリー」のバッグと「ジミー チュウ」のヒールパンプスも白。
6日: 戴冠式当日。歴史に残るこの日に、“ウェールズ公妃”の新たな称号を授けられたキャサリン皇太子妃は、正装の赤と青のローブが映えるような、白い「アレキサンダー・マックイーン」のドレスで登場。ティアラではなく「ジェス・コレット(JESS COLLETT)」と「アレキサンダー・マックイーン」のコラボレーションによるヘッドピースをつけ、故ダイアナ・フランセス(Diana Frances)元皇太子妃が所有していた白蝶真珠とダイヤモンドのイヤリングを合わせた。
9日: バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)のガーデンパーティーでは、くすみブルーのシフォンが上品な「エリー・サーブ(ELIE SAAB)」のボウタイブラウスとスカートのセットアップを着用。19年の競馬の祭典「ロイヤルアスコット(Royal Ascot)」でも披露したスタイル。「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」の帽子と「エリー・サーブ」のクラッチバッグ、「ジャンヴィト ロッシ」のヒールパンプスをマッチング。
6月は上品で洗練された正装スタイル
2023年6月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月6日。子ども支援の非営利団体を施設した際。「ラルフ・ローレン」の白いトップスに、「ザラ」の千鳥格子のジャケットを羽織って。ボトムスは「LK ベネット」のパンツ、シューズは「エミー・ロンドン」、アクセサリーは「マッピン&ウェッブ」 CHRIS JACKSON/GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月15日。「セフィン」の緑のレオパード柄のシルクドレスでヌニートンに初訪問。「マルベリー」のクロスボディーバッグに、「ジミー チュウ」のパンプスを合わせて PHIL NOBLE/COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月17日。チャールズ国王の誕生日を祝うセレモニー“トゥルーピング・ザ・カラー・セレモニー”のために、エメラルドグリーンの「アンドリュー・ゲン」のコートドレスを特注 COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月19日。ガーターデーには「アレッサンドロ・リッチ」によるビスポークのホワイトドレスをセレクト COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月20日。ナショナル・ポートレート・ギャラリーのプレオープンを祝い、ツイードジャケットに、「セルフ-ポートレート」のプリーツスカートを合わせて来場 COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月20日。「ロイヤルアスコット2023」では、来場者の視線を誘うほど真っ赤なトータルコーディネート。「アレキサンダー・マックイーン」のドレスに、「フィリップ・トレーシー」の帽子、「セザンヌ」のイヤリングをセレクト CHRIS JACKSON/GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月。元テニスプレイヤーのロジャー・フェデラーとマッチングするため、テニスウエアを披露。公式のジャケットとスリーブレスのポロに、「アディダス バイ ステラ マッカートニー」のスコートを合わせて THOMAS LOVELOCK - AELTC VIA GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月27日。「アレッサンドロ・リッチ」のドット柄ワンピースとシューズ、「マルベリー」のバッグで視察へ COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
6月28日。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館に、パステルピンクが美しい「ビューラ・ロンドン」のクレープドレスで来場。「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスに、「マッピン&ウェッブ」のイヤリング COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
17日: 英国君主の誕生日を祝うセレモニー“トゥルーピング・ザ・カラー・セレモニー(Trooping the Colour Ceremonies)”のために、エメラルドグリーンの「アンドリュー・ゲン(ANDREW GN)」のコートドレスを特注。故ダイアナ元皇太子妃をほうふつさせると話題を集めた。帽子は「フィリップ・トレーシー」。
19日: イングランドの最高勲章であるガーター勲章の授与式が行われるガーターデー(Garter Day)には、「アレッサンドラ・リッチ(ALESSANDRA RICH)」によるビスポークのホワイトドレスをセレクト。黒と白のポルカドット柄に合わせて、同色のパンプスと「フィリップ・トレーシー」のサンダルでまとめた。耳元には、故ダイアナ元皇太子妃のパールのイヤリングをつけて。
20日: 前日に続いて白を基調にしたモノトーンコーデを披露。この日は、改修工事を経たナショナル・ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)の再オープンを祝うプレオープンデーで、黒とシルバーのラインがエレガントなツイードジャケットに、「セルフ-ポートレート」のプリーツスカートを着用し登場。靴は「アクアズーラ」のリボン付きパンプス、バッグは「シャネル(CHANEL) 」のキルティングクラッチ。
スポーツの7月は爽やかな色のサマースタイル
2023年7月のキャサリン皇太子妃の着こなし COURTESY OF GETTY © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
7月3日。ウィンブルドン選手権の試合観戦。コーディネートの主役は、ミントグリーンが印象的な「バルマン」のダブルブレストのジャケット WIREIMAGE © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
7月6日。グリーンの自然に映える、花のモチーフ柄をあしらった「ビューラ・ロンドン」のスカイブルーのドレスで COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
7月15日。ウィンブルドン選手権の女子シングルス決勝戦では、フェミニンかつ爽やかなパステルグリーンが印象的な「セルフ-ポートレート」のドレス姿を見せた WIREIMAGE © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
7月16日。ウィンブルドンの男子シングルス決勝戦では、「ローラン・ムレ」のエメラルドグリーンのドレスをセレクト。「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスと「エミー・ロンドン」のクラッチバッグは前日と同じものを。イヤリングは「ミリナ・ロンドン」、ゴールドのバングルは「ハルシオン・デイズ」から COURTESY OF GETTY IMAGES © FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
4日: テニスの四大大会の1つ、ウィンブルドン選手権(2023 Wimbledon Championships)に初めて姿を見せたキャサリン皇太子妃。主役に選んだのは、ミントグリーンが印象的な仏「バルマン(BALMAIN) 」のダブルブレストのジャケット。その鮮やかな色を引き立てるように、「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスや「マルベリー」のバッグ、プリーツのスカートを全て白でまとめた。
6日: ウィリアム皇太子が出場したロイヤル・チャリティ・ポロ・カップ(Royal Charity Polo Cup)の試合を観戦。会場でキャサリン皇太子妃の存在感をひと際高めたのは、花のモチーフ柄をあしらった英「ビューラ・ロンドン(BEULAH LONDON)」のスカイブルーのドレス。英「カミラ・エルフィック(CAMILLA ELPHICK)」のスリングバックパンプスはヌーディーカラーを選び、ドレスをさらに引き立てた格好だ。
15日: ウィンブルドン選手権の女子シングルス決勝戦に出席。フェミニンかつ爽やかなパステルグリーンが印象的な「セルフ-ポートレート」のドレス姿に、来場者はクギ付け。足元には「ジャンヴィト ロッシ」のスエードパンプス、手元には「エミー・ロンドン」のチェーンクラッチ、耳元には「カサンドラ・ゴード(CASSANDRA GOAD)」のパールのイヤリング。試合観戦中のオーバーサイズフレームの「ヴィクトリア ベッカム」のサングラス姿も話題を集めた。