ファッション

第10回「ギンザ ファッション ウィーク」開催 日本の気鋭デザイナーによるインスタレーションも

 銀座のファッションイベント「ギンザ ファッション ウィーク(GFW)」が3月16〜29日、松屋銀座、三越銀座店、プランタン銀座、銀座・和光で開催される。2011年春、東日本大震災をきっかけに"世界の銀座からファッションで日本を元気にする"を掲げてスタートした同イベントは、5年目・第10回を迎える。今回は「ジャパン(JAPAN)」をテーマに各店舗でイベントや限定商品の販売を行う。19〜21日の3連休には、ドレスコードを用意。ピンクを身に着けた来店客に各店舗300人限定でノベルティーを配布する。

 期間中、日本の気鋭デザイナー16人のインスタレーションを三越銀座店で開催する。参加ブランドは日本アパレル・ファッション協会(JAFIC)のJAFIC プラットフォームに所属するメンバーで、大原由梨佳とスティーブン・ホールによる 「イン-プロセス(IN-PROCESS)」や今季ミラノデビューを果たした「アツシ ナカシマ(ATSUSHI NAKASHIMA)」、第3回LVMHアワードでセミファイナリストに選ばれた「コイケ(KOIKE)」など。同店9階テラスコートで展示を行う予定だ。

 また、ハースト婦人画報社の4誌と酒造組合の灘五郷とのコラボレーション企画も実施。松屋銀座は「ヴァンサンカン(25ans)」、三越銀座店は「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」、プランタン銀座は「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」、銀座・和光は「婦人画報」とタッグを組み、各店のおすすめ商品を誌面で紹介。灘五郷とのコラボでは、オープニングセレモニーでの鏡開きや、各店舗での試飲販売を行う。

 さらに、チャリティー企画として、市川染五郎が監修した桜色の歌舞伎フェイスパック"SAKURA"(500円)を6000個限定で販売する。売り上げの収益は、東日本大震災被災地の子どもたちを支援する一般財団法人児童健全育成推進財団に寄付される。

「GFW」各店別のテーマは以下、
松屋銀座:ニホンノココロ
三越銀座店:Sakura咲く
プランタン銀座:Sakura
銀座・和光:咲くWako Style

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