化粧水と住宅リフォーム。これを同じブランドが展開している事例は、世界でも恐らくないでしょう。70円の鉛筆も、数千万円の住宅も「無印良品」の名前で出ている。それに消費者は違和感を覚えない。冷静に考えるとすごいブランディングだと思うのです。
当たり前ですが、それぞれのカテゴリーには専業メーカーが存在します。化粧品メーカーが数多ある市場において、後発の「無印良品」の化粧水の現在のシェアが6%(同社発表)で、しかも「最低でも10%のシェアに持っていきたい」というのは、なかなか強気の発言です。シェアは分かりませんが、レトルトカレーも定番の「バターチキン」をはじめ50種類以上も販売しているわけで、食品メーカー顔負けといえるでしょう。
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