香川県丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館(以下、MIMOCA)は10月8日から、世界的なテキスタイルデザイナーでテキスタイルデザイナー集団「NUNO」の須藤玲子ディレクターの個展「須藤玲子:NUNOの布づくり」を開催する。同展は、2019年香港の新進ミュージアムCHAT (Centre for Heritage, Arts and Textile)で開催された企画の巡回展。欧州巡回を経て、待望の日本開催となる。会期は12月10日まで。
須藤ディレクターは1953年生まれで茨城県石岡市出身。武蔵野美術短期大学を卒業後、1987年にテキスタイルデザイン集団「NUNO」のディレクターに就任。以来、クラフトとテクノロジー、デザイン、ファッションなど既存の枠組みを横断するテキスタイル開発を行ってきた。今展ではアイデアが形になるまでからコラボレーション先の各地の工場、11mの巨大なカーテンで仕切った空間などの須藤ディレクターやNUNOの活動を包括的に紹介する。
■須藤玲子:NUNOの布づくり
日程:10月8日〜12月10日
時間:10:00〜18:00
休日:月曜日
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
住所:〒763-0022 香川県丸亀市浜町80-1
入場料:一般 950円、大学生650円、高校生以下または 18歳未満・丸亀市在住の65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方と、その介護者1名は無料