ニットアパレルのジム(東京、八木原保会長兼社長)は、原宿の本社1階の倉庫だったスペースに直営店を9月23日に開く。売り場面積は67平方メートル。主力ブランド「ジム(GIM)」のほか、海外で実績を持つデザインチームと作るニットブランド「ジムコンテキスト」(GIM CONTEXT)、今秋スタートしたウィメンズのニットブランド「アプラクティスド ハンド(A PRACTICED HAND)」を扱う。
店名は「I CAN’T GIVE ANYTHING BUT KNIT by gim」。店舗のコンセプトは“裏原宿の真ん中にあるニットのギャラリー”とした。長年、倉庫だった場所を改装し、店舗の前にはくつろげる庭を併設した。好立地を生かし、自社製品の販売だけでなく、外部のクリエイターやブランドを招いてのポップアップイベントを開くなど、情報発信やコミュニケーションの場にしていく。
ジムは1965年に原宿で創業したニットメーカー。主力ブランド「ジム」のほか、百貨店やセレクトショップ、デザイナーズブランドのOEM(相手先ブランドの生産)など、高い技術に裏付けられたニット製品で知られる。