ファッション

10周年を迎える「シャネル」の「サブリマージュ」クリームが進化

 「シャネル」は2016年1月8日、誕生から10周年を迎えるスキンケア「サブリマージュ」のクリームをさらに進化させ発売する。主成分として使用する植物、ヴァニラ プラニフォリアの短い期間で消えてしまう分子に、目覚ましい効果があることを発見し、抽出したエッセンスを配合した。

 「サブリマージュ」は、世界中に117種もあると言われるヴァニラから、マダガスカル島に自生するヴァニラ プラニフォリアのパワーに着目。02年、マダガスカル島北部にヴァニラ プラニフォリア専用の栽培施設シェーダーを設け、徹底した管理の下、観察及び研究を推進。06年、ヴァニラ プラニフォリアの果実(さや)に含まれる、再生力を誇るポリケトンを発見し、初代の「サブリマージュ」が誕生した。さらに11年、花に含まれる抗酸化作用を持つ分子、ヘテロシドを発見。「ヴァニラ プラニフォリア PFA エンリッチ」を開発し配合した。製品の進化とともに、シャネルを代表するスキンケアとして君臨。クリームは06年に発売以来、世界中で160万個以上を売り上げている人気製品だ。

 そして16年、ヴァニラ プラニフォリアの分析、研究をさらに続けた結果、4月下旬から5月の短い間で消えてしまう分子に、目覚ましい効果があることを発見。その分子が放出される瞬間に、果実を摘み取りエッセンスを抽出。新成分「ヴァニラ プラニフォリア エフェメール」を開発した。同成分を配合した新クリームは、潤いに満ちた、弾力感のある均一な美しい肌をかなえる。さらに、2つのテクスチャーを開発。シルクヴェルヴェットのストールのような心地良さで、優しく肌を包み込む「サブリマージュ ラ クレーム N」と、シルクサテンのようにフレッシュで軽やかなテクスチャーの「サブリマージュ ラ クレーム フィン N」で、好みにより使い分けることが可能だ。

「WWDビューティ」2015年11月12日号より抜粋

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